「言の葉大賞」 ハプニングその後編
飛行機は飛び立ち、どこまでも続くスカイブルー。
機内の私は超ブルー。
荷物のエックス線検査はクリアし、長女のヘアーアイロンも問題ないってことで、私に残された大問題は開かずのバッグ。。。
カギってね、開けたり閉めたりするんですよね。
大切なものを盗まれないように!ってカギを閉めてーーー。
必要なものを取り出す時には、カギを開けてーーー。
でも、そのカギを自宅に忘れたって時はぁ。。。
そんな時はぁ。。。
開かずのバッグをひたすら引きずってぇー。
ひたすら引きずってぇー。
引きずってぇー。
哀し。。。
あぁーーーーーーーーーー。
哀し。。。
罰ゲームかーーーーー!!
って叫びたいのを堪えてですね。
伊丹で合流する父ちゃんにどうにかしてもらいましょう!
いっそバッグをぶっ壊す?
父ちゃん、バールは持ってる??
いや、破壊行為はダメか。。。
着替えは買うしかないかな。
3人分、すごい出費。
でも、大阪で会う約束をしている中学時代にお世話になった先生へのお土産は買うに買えない。
マルセイバターサンドって要冷蔵だったよな?
思いっきり要冷蔵。
この暑さの中、札幌に帰った時にはどんな加工品になるんだ?
悶々としたまま飛行機は着陸。
空港ロビーで父ちゃんの姿を見つける。
数か月振りの再会だというのに、どことなく心から喜びあえない私たち。