ちゃんと今を生きてるかい?

耳が聞こえず言葉を持たない息子が教えてくれたこと。「未知数なぼくたち」絵会話アーティスト武田憲宗の活動や家族の日常を記録。金髪で、がんサバイバーの母ちゃんは気合を入れて子育て中。

再会

もう会えないと思ってた。

でも、願えば叶うとも思っていた。

 

再会の年

 

 今年は、そんな年なのかもしれない。

 

一人目は6年ほど前、色んなことがあり疎遠になってしまった友人。

いつかどこかで彼女を見かけたら、その時は声を掛けようと心に決めていた「その日」が、先日訪れた。

そして後日、彼女から手紙が届いた。

私の体を気遣う文章。そして最後には 「遊びに来てください」 と。

あの時のお互いの言えなかった事情を、きっと泣きながら話すことになるのだろう。

 

2人目は17年ほど前「南の方に行く」と行って、連絡もなく引っ越してしまったT先生。

フェイスブックで名前を見つけた時は飛び上るほど嬉しくて。

メッセージを送り返事を期待するも。。。数か月経っても返事はなく。。。

すっかり諦めて、メッセージを送ったことすら忘れていた先日。。。「ひょっとしてお前は。。」と、先生からの返事に涙。

もう二度と会えないと思い、空っぽになった先生の家を見上げて泣いてたあの日を、まるで昨日みたいに思い出してしまう。

加えて奇跡的なタイミング!

5月は京都に行く事に決まっている私。そこで先生と再会を約束した。

 

そして三人目は。。。

小学校の時に東京から引っ越してきた彼女。

奇妙なほど強い繋がりを感じる彼女との縁は、本当に不思議で強烈だった。

私の結婚、引っ越し先が決まり、彼女に連絡をすると彼女も引っ越しするんだと言って教えてくれたその住所は、なんと1番違いだった!!

 

グリーンのコートを着てる人を見かけると彼女かと思い。

勤め先の近くを通りかかっては姿を探した。

見かけるはずもない。10年ほど前に札幌を離れていたとか。。。

もう14年ほど会っていない彼女とも、きっともうすぐ会える。

そう信じてる。