特別支援学校 ② 地域交流学習
「地域交流学習」
と言う制度を知ったのは、入学後だった。
要するに、特別支援学校に通いながら、生活している地域の小学校の行事や授業に参加して、児童たちと交流できるというものだった。
知らなかったーーーーー!!!
入学前に知っていたら、こんなに悩まなかったのにーーーーー!!
教えろよー、教育委員会!
とは言え、この制度を利用する児童は私が思うほど多くは無い。
児童だけの参加ではなく、保護者同伴ということが精神的に大きな負担となっているらしいのだが、それじゃ、児童だけの参加ということにしたら利用する人は増えるのか?は、わからないけれど、なんか。。ちょっと、もったいないな。
特別支援学校に入学したら、もう、地域の小学校とは関わることがなくなってしまうと、そうした思い込みが学校選択を左右する一つの要因であったのに、こんな形で地域の学校のしかも!授業に参加出来るとは!!
私としては、大変嬉しい限り!
そんな訳で、大至急申し込んだ!
もちろん回数は多くはない。数か月に1度、年に数回。それでも十分だ。続けていくことに意味があるのだから。
一番記憶に残っているのは秋の遠足。
行先は「さとらんど」。
6年生は1年生とグループを作るため、当時6年生だった長女のグループに憲宗を入れてもらい一緒に施設内を回った。
お弁当は3年生の次女も加わり、家族4人が揃ってる。
親子遠足でもないのに、そんな遠足(笑)
どちらの学校も、盛りだくさんの私のわがままをよく聴き入れてくれたよね。
一緒に小学校を通えなかった長女の想いも、これでいくらか満たされただろう。
たった一人だけ参加している「お母さん」を不思議そうに見つめる子ども達(笑)
この時は憲宗が転学するだなんて考えてもいなかったなー。