ちゃんと今を生きてるかい?

耳が聞こえず言葉を持たない息子が教えてくれたこと。「未知数なぼくたち」絵会話アーティスト武田憲宗の活動や家族の日常を記録。金髪で、がんサバイバーの母ちゃんは気合を入れて子育て中。

長女の卒業式に思う

3月15日。

私の誕生日と重なり、長女の中学卒業を迎えた。

 

「大きい!!大きいっー!!」

と、助産師さんの叫び声とともに誕生した長女は2000年ベビー。

泣きやまずに途方に暮れることもあったが、育児書よりも早い段階で成長してくれる姿に、ただただ可愛くて仕方なかった。

10か月で「かーちゃん」としゃべり。

朝から夕方まで公園で遊んでも満足しなかった。

 

3歳の頃に次女が産まれると

「赤ちゃん産んでくれてありがとう」

と、私に仏間で挨拶。

 

5歳では

「タイツを穿くときは、パンツは穿くの??」

と、人生最大の疑問を投げかけてきた。

 

憲宗の出産には眠らずに立ち会い、ずっとそばを離れなかった。

 

お家遊びが好きになった小学生。

夏休みの一行日記は、呆れる事に未来日記。。。

自分の運動神経の悪さに凹み。

母譲りのオンチに凹み。

母は憲宗に手がかかり、我慢ばかりで淋しかったり、恥ずかしかったりの日々。。。

予想もしない母親の闘病に、毎日お鍋でごはんを炊いた5年生。

獣医師になりたいとか、パイロットだとかって、私に「バク」と呼ばれた、夢見る夢子ちゃんの頃。

 

中学でも、自分に自身が持てなくて次女や憲宗に八つ当たり。

武井壮みたいに黙々と努力する次女の存在にプレッシャーを感じ。。。

時々逃げながら、それでも自分に向き合った2年生。

自ら美術部の部長になって、部の改革を進め、こんなお便りまで作った。

↓ 縦読みすると 「みんな大好きだよ」 って。

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本が好きで、テレビが好きで、動物が好きで、お家が好きで、体力がなくて。。。

頑張る自身がなかった高校受験。

失敗を恐れながらも挑戦する道を選んだ。

結果より、その成長に満足した私たち夫婦。

 

真面目で素直で怠けもの。

サイコーの私の右腕。

一流の憲宗ヘルパー。

 

高校はお家から近くて良かったね。

高校生活、楽しめよーーーーーーーー!!!!!!

ジャンクフードが苦手で、インスタントが嫌いで、冷凍食品も好まない君のために、来月からかーちゃんは弁当を作るぞー!!!