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ちゃんと今を生きてるかい?

耳が聞こえず言葉を持たない息子が教えてくれたこと。「未知数なぼくたち」絵会話アーティスト武田憲宗の活動や家族の日常を記録。金髪で、がんサバイバーの母ちゃんは気合を入れて子育て中。

初めての「てんらんかい」

「ここで個展を開きなさい」

ってね。

まさかのまさか。

個展ってあれでしょ?あれ。

有名な画伯さんとかがやるやつだよね。

つか、憲宗まだ9歳だし。

こんな絵をわざわざ見に来てくれる人がいるのかね。

とか思いながらも

「お願いしまーーーす!!」

つって。。。カフェオーナーに頭下げてるわたし。

 

オーナーも、オーナーですよ。

怖いもの知らずにもほどがある。

 

でも、この太っ腹でパワフルなオーナーの懐に飛び込むことにした!!

 

 

意外と何の心配もしてない自分。

不思議なもんだ。

まぁ、自分の個展だったら間髪入れずに断るよね。

憲宗の絵だから、そう思えたのかも。

 

憲宗のことは、そりゃー「この先、この子大丈夫!?」って、思う。

言葉を持っていないまま、社会に出てどうやって生きていくんだ!?

みんながみんな、理解してくれるとは限らないし、わたしだって憲宗のジェスチャー

で、卵焼きなのか卵かけごはんなのか判断に迷うのだから。

 

それでもずっと、ずっと、わたしの中にあったもの。

「この子は絶対、大丈夫」

 

心の中には、ゆるぎないものがある。

なんでだろ?

自分でもわからないけど、大丈夫なんだろなー。

 

そんな訳で、動き出した「てんらんかい」

そもそも誰かの展覧会に行った経験だってほとんどないのだから。

どんなことになるのかは、全く想像できない。

 

それでも、現実は動き出した。 

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