突然ですがブログはこちらに引っ越ししました。 よろしければ、これからもこちらでお楽しみ頂けたら幸いです。 新しいブログはこちらから。 https://satoeberry.wixsite.com/michisu-na-bokutachi
しばらくして帰宅した父ちゃん。 とりあえず笑ってるところを見ると、無事に解決したようだ。 で、落ち着いて話を聞いてみる。 その男は単なる新聞勧誘員だったそうだ。 我が家のピンポンを押したと同時にライトに浮かび上がった会社の名前が目に入り、パニ…
かれこれ10年近く前の出来事だろうか。 薄暗い夏の夜。 帰宅したばかりの父ちゃんは、子ども達の「お帰り攻撃♡」を受けていた。 「ピンポ~ン♪」 と、来客を知らせる音。 対応は、たまたまインターフォンの目の前に立っていた父ちゃんにお任せした。 が!…
ボスの一言から始まった転学計画!! 異端児的な彼女の存在、彼女に憲宗を預けてみたいと思っていた。 だからと言って、幼稚園からストレートで特別支援学級へ通うのは厳しかったし。なにせきちんと椅子に腰かけているところを、あまり見たことがない。。。…
以前 ② まで書いていたと言うのに。。特別支援学校についてのブログは間が空いてしまった。 懐かしいなー。「20世紀少年」(笑) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あれよあれよと話が進んだ、憲宗の転学。 はっきり言って、私…
迎えた取材日。 ほんのわずかな打ち合わせを済ませ、先ずは手話サークルへ。 放送ではカットされていたけれど、私の日常を撮影したいとのことで手話サークルでの学習風景も撮影していた。 帰宅して私のインタビュー。 子ども達の話に、目を赤くするプロデュ…
とにかく、それは突然だった。 最初のメールが届いたのは水曜日の夕方。病院スタッフから。 その時点で、私の心は取材を引き受けようと、決まっていたんだと思う。 偶然にも次の日は私の術後5年目の診察日。クリアなら卒業。 結果は大丈夫とは思いながらも…
気がつくと数カ月放置されていたブログ。。。再開? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 正月明け、いつもより休薬期間が長かったのにまさかの白血球減少。 どうにか治療にこぎ着けたものの 「それだけ危険な治療なの…
イメンドを服用し抗がん剤を減量しての治療スタイルが決まった。 治療は木曜日。 朝は自宅から車で50分離れた幼稚園に憲宗を送り、そのまま病院へ。 血液検査、診察そして抗がん剤。 病院を出るのは夕方になり、それから憲宗をお迎えに行く。 自宅に帰ると…
友人の手厚いサポートを受け、少しだけ前向きになれた私は病院へ向かった。 「えっ?ホントに??」 私の副作用を聞いて、目を丸くする主治医。 「副作用を和らげる薬があるから。」 と、処方されたのは吐き気止めのナゼア。 それと、デカドロン錠と言う、ま…
私は炊飯器を持っていない。 抗がん剤の副作用で、私は冷たいお水に触れる事が出来なくなったため、長女がご飯を研いで炊くと言う役割を担うこととなった。 毎日、毎日ご飯を炊かなくてはいけなくなった長女の為に、炊飯器を買おうかと考えたのだけれど、一…
初めての抗がん剤。 針を抜いてホッとした頃に副作用はやって来た。ビニール袋を片手に、何度も吐きながら帰宅。 その後、土日の二日間の記憶は、ほとんどない。 とにかく五感の全てが苦しくて、部屋に降り注ぐ日の光も、窓から入り込む風も、自分の肌の匂い…
いよいよ始まる抗がん剤治療。 肩にリザーバーを埋め込む手術を担当したのは、まだ若いO先生。 手際も良い上、ベテランの様に落ち着いているその雰囲気に安心しきっていた私。 担当の看護師さんは、私がM先生からがん告知を受けた時に傍にいたこともあり、…
薬やワクチンはあまり好きではない。 必要な時にはちゃんと病院へ行くけれど、プロポリスとイトオテルミー(医師が開発した温熱刺激療法)でたいていの体調不良は改善するし、インフルエンザワクチンも打ってはいない。 いきなり「抗がん剤治療」と言われて…
術後は順調に回復していた。 明日は退院って時に病室にやってきたT先生。 「組織検査の結果が出たから、ご主人呼んでくれる?」 私 「えっ?先生、私一人じゃだめ?」 今までだって、術前の説明も、手術の時だって私一人だったのに。 T 「ご主人と、ご一緒…
まさかのラップ調♪ 誤飲も2回目ともなれば、タイトルで韻を踏むくらいの余裕はありますよ。 そう、2回目の誤飲はプラスチックのコイン。マリオのコイン。 1円玉くらいの大きさだったかな。 その日、憲宗はレゴでアヒルらしい鳥を作っていて、そばでは次女…
がんの話が続くと疲れるので、ここらで気分転換♪ 3月の健康診断で便潜血がわかった後も、変わらぬ毎日は続く訳でして。。。 この頃は、大腸カメラ検査のため病院に予約を入れたりして過ごしていた。 GWの始まりに、私は台所仕事をしながら長女と次女の宿題…
看護師さんの声で手術が終わったことを知る。 酸素マスク。体のアチコチに上からも下からもチューブが入っているのがわかるが、そのまま深い眠りに落ちた。 目が覚めたのはいつだろう。 私は一人だった。 この入院はほんの数人の友人、知人にしか伝えていな…
「僕が切るから」 そう言ったかどうか。 でも、私の記憶にはそう残っている。 そんな感じで、突然現れたT先生。 『完璧に切ります。切っちゃいます。』と、見てるだけでわかってしまう、そんなドクターだった。 医者医者した感じがないので、私も患者患者し…
子ども達を児童養護施設に預け、なだれこむ様に入院。 その日の病室は術後の患者さんや看護師さんの出入りが多く、挨拶をしそびれてしまった私。。。 「奥の女学生さんは、どうしたの?」 と、病室が落ち着いた頃、澄んだ声が聞こえた。 これって間違いなく…
内視鏡で切除したがんの組織検査の結果が出た。 リンパ転移はないものの、根が深かったらしく断端検査の結果が陽性だった。 大きな心配はないが、やはり気になると言うМ先生。 「大腸を切除したほうが再発率がは下がりますが、手術なので体には傷が付きます…
子ども達を知人にお願いして、1泊の入院。 ラッキーな事に腕の良いM先生に診てもらえた私は、前回の内視鏡(大腸カメラ)で何の苦痛もなかったため、今回の内視鏡手術にもなんの不安もなかった。 そうして、悪性腫瘍の大きさや私の生活状況を配慮して、入…
元々予約を入れていた35歳の健康診断。 実はこの年、私は精神的に不安定な憲宗から離れられず幼稚園に付きっきりで登園し、何度も予約をキャンセルしていた。 「憲宗を見ているから、行ってきなさい。」 ママ友に背中を押されて年度末ギリギリ、病院へ駆け込…
5年前の2月は、私が「がん宣告」を受けたときでした。 でも私「がん宣告」ってドクターからされるものだと思ってたんですよね。 なのに、私の場合は意外な奴がしゃしゃり出てきて。 まさかのまさか。 「えっ!?ドクターでもないのに!?」 みたいな。 で…
先日、テレビ東京の密着取材を受けたことをきっかけに、私たち家族の時計の針が5年前に戻ったような感覚になりました。 気がつけば、私のブログには「子どもへの告知」以外は記録していません。 これもたまたま医療者向けにお話しする機会があったから、記…
実は最近、北海道では「オレオレ詐欺」の被害が再び増加傾向。 啓発活動の一環で、ここにアーーーーーップするのは、知人Tさんが振り込む間際まで気付かずに、すっかり息子だと思い込んでしまったという体験談です。プラス、武田家の体験談も是非とも今後の…
気が付くと憲宗がいない。。。 はぁ。。。またか、消えた少年。 憲宗の家出は今に始まった事じゃない。そーとー年季入ってますよ。 テーブルに並んだ晩ごはんを見ては、「気に入らない」と裸で出ていった。 堂々と全裸で歩く姿は、まさに原住民イゾラド。こ…
猫の生態を全く知らない私達は、どうやって探したら良いのかさえわからない。 父ちゃんが数人の友人に相談すると、皆口を揃えて「今ごろキツネに食われてるだろう。生きていたら、それこそ奇跡だ」と。私達は厳しい現実を痛感した。 それでも「ネコは動き回…
さぁ❗ 夏休み恒例のキャンプー❗ 行ってみよーー❗❗ って前日は雨も雨だよ、大雨。 当日の予報も一日中雨だけれど、晴れ男憲宗を信じて決行した訳ですよ。 札幌から車で2時間、到着すると予報にはなかった晴れ間が~♪ さすが❗ 晴れ男、憲宗~❗ ヒュー♪ヒュー♪…
ここ最近、何かあるたびに 「電話かけよう!!」 って言ってる憲宗。 テレビで欲しいものを見つけては 「電話かけよう!!」 私の体にイボがあるのを見つけては 「電話かけよう!!」 って、余計なお世話。 そんな電話に興味ありありの憲宗、今朝はわざとに…